ついに出た!?ソフトバンク回線を利用したMVNOまとめ
ソフトバンク回線を利用したMVNOが登場
MVNOとは自ら携帯電話向けの通信網を保有しておらず、ドコモやauやソフトバンクなど自ら携帯電話向けの通信網を保有する通信事業者から通信網をレンタルして通信サービス事業を行っている事業者のことを指します。
MVNOはサービスの提供に関して、レンタル元の通信事業者に回線レンタル料こそ支払わなければなりませんが、それでも自ら通信網を保有するよりもレンタル料のほうがずっと安く済んでいるので、その分を利用者に還元し、毎月の通信利用料金は非常に安くなっています。
利用している通信網自体は大手携帯事業者と同じなので、電波のつながりやすさや通信速度については大手携帯事業者に準じる形となっており、安価な通信利用料金でも安心してスマホの利用ができるというわけなのです。現在のところMVNOの多くがドコモから通信網をレンタルしてサービス提供を行っており、UQモバイルやmineoといったごく僅かなMVNOがauの通信網をレンタルしてサービス提供をしていました。
レンタル料等の問題もあり、2015年まではソフトバンクの通信網を利用してサービス提供をするMVNOは無かったのですが、2016年になってからはソフトバンクの通信網を利用するMVNOがついに現れ始めました。
ソフトバンクの通信網を利用した格安SIMサービスは、出始めたばかりということもあり、プランやオプションなどはまだ少ないですが、他社にはない独自のサービスがありますし、ソフトバンク回線を利用して格安スマホの利用をしたいと考えている人には朗報と言えます。具体的にはどのようなMVNOがソフトバンク回線のサービスを取り扱っているのでしょうか。
ソフトバンク回線を利用した格安SIMサービス
ソフトバンク回線を利用した格安SIMサービスの取り扱いがあるのは、HitスマホとU-mobileの2社となっています。それぞれのMVNOのプラント特徴を比較していきます。
U-mobile
U-mobileの無料通話分付きのプランである、U-mobile SUPERの通信回線にはワイモバイルの回線(ソフトバンク回線と旧ウィルコム回線を合わせたもの)が利用されています。
最近では1回あたり5分以内の音声通話がかけ放題になるオプションの取り扱いをするMVNOが増えていますが、U-mobile SUPERの無料通話分は1回あたり10分以内の通話が月に300回までかけ放題になるという内容であり、一般的なMVNOの通話かけ放題オプションよりも1回あたりの通話時間が長いというメリットがあります。
ちなみにU-mobile SUPERのプランは利用できる高速データ通信別に3種類のプランがあり、それぞれの高速データ通信は1GB、3GB、7GBとなっています。
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Hitスマホ
飛騨高山ケーブルネットワークという地方のケーブルテレビ会社が取り扱っている格安スマホサービスがHitスマホであり、このソフトバンク回線を利用したサービスは2016年8月22日がサービス提供開始日となっています。同サービスではデータ通信専用SIMの取り扱いはなく、音声通話機能付きSIMのみの取り扱いで、利用可能な高速データ通信量別に3種類のプランが用意されています。
月額1980円から利用できる3GBプラン、月額2380円から利用できる5GBプラン、月額3380円から利用できる10GBプランがあり、利用可能な高速データ通信量を使いきった場合には通信速度が最大200kbpsに規制されます。なお同社のテレビサービスまたはインターネットサービス加入者であれば、Hitスマホの基本使用料が毎月400円割引になるという特典もあります。
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